株式会社サウンズグッドカンパニー

電子書籍

サウンズグッドカンパニーは、厳選された作品を電子書籍として出版しています。

「ザ・原発所長(下)」黒木亮・著

原発トラブル隠し発覚、特捜部の事情聴取、新潟県中越沖地震による原発への深刻な打撃などを乗り越え、執行役員兼福島の原発所長へと出世の駒を進めた主人公を襲ったのは3・11の巨大津波と全電源喪失だった。「いいか、これから俺が一芝居打つ。だけど、海水注入は絶対に止めるな」。操縦不能の飛行機のような現場で、男は死を覚悟して部下たちを叱咤した―。日本の命運を背負った男の生涯と原子力の歴史を、70名以上に及ぶ関係者への取材をもとに炙り出す...

ザ・原発所長(下)

黒木亮・著

「ザ・原発所長(上)」黒木亮・著

資源をめぐる太平洋戦争に敗れた反省から、戦後、日本は原子力の導入へと邁進する。同じ頃、大阪の商業地区に生まれた男は、東工大で原子力を専攻し、日本最大の電力会社に就職する。そこで彼を待ち受けていたのは、無限の原子力エネルギーという理想ではなく、トラブル続きの現場、コストカットの嵐が吹き荒れる本社、原子力という蜜に群がる政治家、官僚、ゼネコンと裏社会だった。“夢の平和エネルギー”の曙から黄昏までを駆け抜けた「運命の男」の生涯...

ザ・原発所長(上)

黒木亮・著

「陽炎 東京湾臨海署安積班」今野敏・著

東京湾にまたがるレインボーブリッジで、乗り捨てられている車が発見された。乗用車には、男女の連名で遺書らしきものが遺されていた。東京湾臨海署・刑事課強行犯係の安積警部補は、指令を受け、部下の須田と黒木を現場に向かわせる。果たして、追い込まれた男女の心中事件なのか?だが、現場から戻った須田刑事からは、『偽装心中』という意外な言葉が―。須田の仮説を信じる安積...

陽炎
東京湾臨海署安積班

今野敏・著

「最前線 東京湾臨海署安積班」今野敏・著

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。やがて、付近の海岸から濡れたウェットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が―。安積たちは、暗殺を阻止...

最前線
東京湾臨海署安積班

今野敏・著

「花水木 東京湾臨海署安積班」今野敏・著

五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。ささいな喧嘩でなぜ、被害届が?疑問を抱く安積班の須田は、事件に不審な臭いを感じ取る。だが、その頃、臨海署管内に殺人事件が発生。殺された被害者からは複数に暴行を受けたらしい痕跡が...。殺人事件の捜査に乗り出す安積たちだったが、須田は、傷害事件を追い続けることに―。それぞれの事件の意外な真相とは...

花水木
東京湾臨海署安積班

今野敏・著

「法服の王国 小説裁判官(下)」黒木亮・著

「きみらは、日本国憲法のことをどう思ってるんや?」国家権力からの圧力の中、ベテラン判事が後輩たちに悲痛な声で問い質す。裁判所内では歪んだ人事行政のツケで、首相私邸への偽電話事件、女性被告人との情交、当事者からの収賄といった不祥事が噴出。津崎守は、最高裁調査官、東京地裁の裁判長と順調に出世の階段を上がるが、突然、「招かれざる被告人」が姿を現す。やがて能登...

法服の王国
小説裁判官(下)

黒木亮・著

「法服の王国 小説裁判官(上)」黒木亮・著

「裁判官はあくまで政治的に中立でなければならない」石田和外最高裁長官の言葉で、粛清人事が始まった。大阪地裁の村木健吾ら「現場組」は、司法反動の激流に抗し、「裁判官の独立」を守ろうとする。一方、父親が犯罪者という十字架を背負う津崎守は、「司法の巨人」弓削晃太郎に見込まれ、エリート司法官僚の道を歩き始める。最高裁は、札幌地裁の自衛隊訴訟判決に対する自民党...

法服の王国
小説裁判官(上)

黒木亮・著

「巨大投資銀行(下)」黒木亮・著

ウォール街での実績を買われた桂木は東京のM&Aチームに移り、多くの買収案件を成功に導く。一方、“伝説のトレーダー”ソロモンの竜神宗一は、金融工学を駆使して日系証券の牙城を切り崩した後、米国債不正入札による危機に立ち向かう。バブル崩壊後、危険なデリバティブ商品が横行する中、米国投資銀行の幹部となった桂木は、一つの志を抱き、新たな世界へと転進する...

巨大投資銀行(下)

黒木亮・著

「巨大投資銀行(上)」黒木亮・著

旧態依然とした日本の都市銀行を飛び出し、ウォール街の巨大投資銀行モルガン・スペンサーに転職した桂木英一。外資流のビジネスに翻弄されながらも、巨額のM&Aや証券引受で勝機をつかみ、一流のインベストメント・バンカーへと駆け上っていく。一匹狼の日本人起業家に翻弄されながら進めてきた買収案件に調印する寸前、世界を揺るがす金融不安が...。虚々実々の駆け引きから...

巨大投資銀行(上)

黒木亮・著

「エネルギー(下)」黒木亮・著

ロシア大統領プーチンが、サハリン巨大ガス田開発の予算超過に激怒。クレムリンの攻撃犬と呼ばれるロシア人官僚や石油メジャーに恨みを抱く英国人父子の介在で、プロジェクトは窮地に。トーニチ専務の亀岡吾郎は、アメリカの対イラン経済制裁で暗雲ただよう「日の丸油田」を救うため、ユダヤ人ロビイストを利用。秋月修二が中国企業に仕掛けた石油デリバティブ取引は、シンガポール...

エネルギー(下)

黒木亮・著

「エネルギー(上)」黒木亮・著

大手総合商社燃料部員の金沢明彦は、イラクで原油取引の交渉中、ロシア・サハリンの巨大ガス田開発を命じられる。同じ頃、下位商社役員で中近東に名前を轟かす亀岡吾郎は、野望に燃える通産官僚十文字一と結託し、イランの巨大油田開発に日本政府を巻き込む。シンガポールでは、米系投資銀行出身の秋月修二がエネルギー・デリバティブで中国企業をカモろうと企む。世界を相手に資源...

エネルギー(上)

黒木亮・著

「トップ・レフト 都銀vs.米国投資銀行」黒木亮・著

国際経済小説の大型新人として注目を浴び、「喉の渇きを覚えながら、一気に読了した」と高杉良氏に激賞された衝撃のデビュー作。
日系自動車メーカーのイラン工場建設のため、1億5000万ドルの巨大融資案件がもちあがった。大手邦銀ロンドン支店次長・今西は、国際強調融資の主幹事(トップ・レフト)を獲得すべく交渉を開始するが、かつての同僚で日本を捨て、米系投資銀行に身を投じ...

トップ・レフト
都銀vs.米国投資銀行

黒木亮・著

「冬の喝采(下)」黒木亮・著

人はなにかを選択するとき、大きな運命に導かれて、想像すらしていなかった長い長い道のりを歩まされることもある...。仲間の死、度重なる怪我、瀬古利彦という名選手や様々な人との出会い、自らの出生の秘密。北海道の秩父別という小さな町から、箱根駅伝へと導いた運命とは。箱根駅伝の選手だった著者が陸上への想いと運命の奇跡を描く自伝的長編。

冬の喝采(下)

黒木亮・著

「冬の喝采(上)」黒木亮・著

人はなにかを選択するとき、大きな運命に導かれて、想像すらしていなかった長い長い道のりを歩まされることもある...。仲間の死、度重なる怪我、瀬古利彦という名選手や様々な人との出会い、自らの出生の秘密。北海道の秩父別という小さな町から、箱根駅伝へと導いた運命とは。箱根駅伝の選手だった著者が陸上への想いと運命の奇跡を描く自伝的長編。

冬の喝采(上)

黒木亮・著

「リスクは金なり」黒木亮・著

早稲田大学時代に箱根駅伝に2度出場。その後都市銀行、証券会社、総合商社で勤務し、現在は英国在住作家として活躍する著者の足跡が垣間見えるエッセイ集。仕事を通じて世界80ヶ国を渡り歩いた経験をもとに、人生の目標の見つけ方から、実現の方法、さらに世界で通用する仕事術・交渉術までを指南。閉塞感に陥る現代社会で仕事や進路に悩むすべての人々に送る珠玉のアドバイス。

リスクは金なり

黒木亮・著

「アジアの隼」黒木亮・著

腐敗と賄賂が横行する1990年代の共産主義体制下のベトナム。リスクを恐れぬ積極性でアジアの王座へと駆け上る香港の証券会社ペレグリンのアンドレ・リーや、アジア・ビジネスの暗部を渡り歩く大手米銀のシンを向こうに回し、日本長期債券銀行の真理戸潤は巨大発電プロジェクトの入札に参加する。沸き立つ外国投資バブルに翻弄される3人の男の野望と運命、アジア金融市場の光と影を...

アジアの隼

黒木亮・著

「神南署安積班」今野敏・著

人と犯罪の溢れる街、渋谷。その街を管轄とする警視庁神南署に張り込む新聞記者たちの間で、信じられない噂が流れた。交通課の速水警部補が、援助交際をしているというのだ。記者の中には、真相を探ろうとするものも現れ、署内には不穏な空気が―。刑事課の安積警部補は、黙して語らない速水の無実を信じつつ、彼の尾行を始めるが…。警察官としての生き様を描く『噂』他、8編を収録。

神南署安積班

今野敏・著

「今野敏作品集」今野敏・著

作家・今野敏自らプロデュースした楽曲付きの小説を定期的に配信!
ドラマ『ハンチョウ』の原作などを手掛ける人気作家の新たな挑戦。定期的に配信される、今野敏本人がプロデュースした楽曲付きの小説を、アプリ内で追加購入することができます。過去作品はもちろん、書き下ろし『エターナルクラブ』など、ここでしか読めない作品も...

今野敏作品集

今野敏・著

「フェイク」今野敏・著

作家・今野敏自らプロデュースした楽曲付きの小説を定期的に配信!
ドラマ『ハンチョウ』の原作などを手掛ける人気作家の新たな挑戦。定期的に配信される、今野敏本人がプロデュースした楽曲付きの小説を、アプリ内で追加購入することができます。過去作品はもちろん、書き下ろし『エターナルクラブ』など、ここでしか読めない作品も...

フェイク

今野敏・著

「FROM911、USAレポート 10年の記録」冷泉彰彦・著

村上龍が編集長を務めるメールマガジン“JMM”で毎週連載中の“from 911/USAレポート”が、『10周年メモリアル特別編集版』として電子書籍アプリで登場!!2001年9月11日米同時多発テロ事件発生の翌日から、10年にわたり独自の視点でアメリカの「今」を追い続けてきたニュージャージー州在住の作家、冷泉彰彦による圧巻の記録が、「テロ戦争」「ジョージ・W・ブッシュ」...

FROM911、USAレポート
10年の記録

冷泉彰彦・著

「楽しい終末」池澤夏樹・著

20年前に福島の原発事故を予感していた池澤夏樹の『楽しい終末』が電子書籍として登場!!

「人は自分が作り出したものの真の力を知らないまま、現実への応用を具体化してしまった・・・東海村なり福島なりで炉心溶解規模の事故が起こったら、日本の社会はあまりにも重大な損傷を被る」 1990年 池澤夏樹

楽しい終末

池澤夏樹・著